ムーンライトハウス作業記録 その2

搬入の翌日(3月9日)、 ムーンライトを修繕した大工Yさんと建築家のYさんが
来てくださいましたので、主たる壁画を開梱し、設置しました。

壁に垂直に設置すると、梱包されている木枠の中の壁画部分が前に抜け出て倒れるので、コンパネを切って15cm幅の桟を作っているところ。膝の上で垂直に切れるなんてさすが職人。すごいです。


どんどんできていきます。壁画は直接床に置かずに、
レンガで浮かせたうえで、ビスでコンパネに固定。
右の窓辺の裸婦の壁画は非常に重かった。2人では難しいくらい重い。
火打(斜めの補強材)が邪魔で一番大きな壁画が治まらないとなると。
木枠の一部を細工してうまくセッティング。さすがです。
みんなで力と知恵を絞って、配置をしました。

外では、パボーニの常連さんが端材の処理をしてくださいました。
「ちょっと見に来ただけ」とおっしゃってたけど、ほぼ1日手伝ってくださいました。
おかげ様で、夕方までに、ほぼ配置が完了。


北の壁⤴



東と南の壁⤴



南と西の壁⤴

これから、木枠の塗装、壁面のコーティング、倉庫に残っている壁画の確認と
修繕作業が続きます(まだまだ、沢山あります)。
これからが本番です。修復など、アートにご興味のある皆様のご支援を 心よりお待ちしております。3月16日日曜日 23日日曜日は午前10時~午後4時ころまで作業を予定しています。

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