2024/6/1 里山大学の皆さんが視察におとづれてくださいました。

このほか、服部先生のご指摘のメモです。

・庭園的里山管理の腹案もある

・皆伐地区は下層植生の今後の管理が重要(残す実生の幼木や植樹樹種の選定)

・アベマキの樹皮がコルクに使われた話 球果からでんぷんを取ってクッキーにした話

・スノキのリンゴ酸の味覚 実はブルーベリーの味

・ツタウルシ(かぶれ最強)→ヤマウルシ→ヤマハゼ→ヌルデ(相対弱)の順にかぶれ

・ソヨゴがモミジを被圧しているので伐採すべき

・ハチクとマダケの違いは皮にあり(茶色斑点なし と あり)

・竹とササの違いも皮にあり(皮が落ちる 皮がついている)

・タケ全伐後はササのような細かい竹が密生し、ブッシュになるので繰り返し伐採が必要

・タケは生えてきたときの太さのまま成長し、その後樹幹の太さは変わらない。

・タケは葉がでて、光合成をするまえに伐採する根系が弱ってくる。

・タケとその他の植物との共存はできない。タケが優先となる。

・対象地は下草刈したと思われ、本来あるはずのコバノミツバツツジなどがない。スノキ、ネジキなどを保全するとよい。モッコクも常緑低木であるが、剪定すれば残してもよいかも。サネカヅラも万葉集にでてくるツル性植物で赤い実をつけるので、残してはどうか。

名にし負はば 逢坂山(あふさかやま) さねかづら 人に知られで 来るよしもがな

・そのほか、ウワズミザクラ 石垣にはノキシノブが見られた。

・ナツツバキが近くに自生しているので、球果を採取し、苗を育てて植樹するのも可


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